コリジョンとは?

COLLISION(コリジョン)とは、カナダのトロントで開催されているテクノロジーカンファレンス。世界最大級のテクノロジーカンファレンスとして知られる「Web Summit(ウェブサミット)」の北米版として、世界から注目を浴びるイベントのひとつ。2014年から米国で開催されていたが、2019年からカナダ政府誘致のもとトロントにて開催。参加者は、30,000人以上の動員を記録しており、北米最速の成長率と評されている。北米はカンファレンス激戦区でもあるエリアながら、コリジョンには世界各国から、優良スタートアップ、世界有力企業、グローバルブランド、ソリューションカンパニー、政府関係者らが集う。
コリジョンの特徴
- テクノロジー集団がつくるイベント
自社内にデータサイエンティストやエンジニアを抱えており、イベントアプリも自社開発。計算されたUIで参加者の効率的なネットワークの場を創出。 - 審査制のスタート出展システム
世界160ヵ国以上から2,000社が出展が出展。審査制。本国のスタートアップチームにより選ばれた企業のみが出展可。次のユニコーンを目指す企業が集結。 - 政府サポートのもと開催されるイベント
2019年より現在の開催年、カナダ・トロントに場所を移したコリジョン。
カナダ政府をはじめとした政府・都市サポートの元に開催され、イベント開催自体が街全体のPRにもつながっている。

2021年のコリジョン:明日から使える世界トレンドをキャッチ

2020年に引き続き、オンラインで開催されるコリジョン2021。注目トピックについて、ここで一部紹介する。
- 2021年の広告:かつての産業に巻き起こるニューウェーブ
世界的なパンデミックは、マーケターが向き合うビジネス環境を大きく変化させた。新しいトレンドが生まれ、あるものは加速し、あるものは消えていった。コリジョンでは、パンデミック以後の世界で、従来の広告がどのような位置付けになっていくのかを議論する。 - ストリーミングサービスが描く未来:音楽業界の場合
2020年、ほとんどのライブ開催が中止されるなか、Spotify、Apple Music、Youtube、Deezerといったストリーミングサービスがその代替を成し、人々の生活にサービスはあっという間に浸透を遂げた。これを受けて、2021年のストリーミングサービスが次に見据える展望は何かを考える。
その他にも、30を超えるトピックスを網羅するコリジョンは、世界のトレンドを幅広く一挙に知ることができる。